「君のとなり」 hitomi

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知ったのは、ゲーム「ペルソナ2 罪」で。

エンディングで、この曲流れた時の感動はもう……

そういうゲーム抜きでもいい曲。

やさしい時間が流れる。ゆっくり、ゆっくり。

暖かい気分になれる。

少女から大人になるその瞬間に、幼年期の終わり

そのを灯火とざさぬように。

汚んだ川で夢見る みにくいアヒルの子

きっと素顔求めて 心の仮面はずして

いつしか白い翼につながる様に

仮面(ペルソナ)を外せたとき、それが僕の大人になる瞬間かもしれない。

でも、大人になることは、何かを我慢するため

新たな仮面を被ることかも知れない。

それでも、本当の自分を知りたいって、みんな思うことだと思う。

自分探し、そう言えばかっこいいかもしれないけど、

実際のところ、ただもがいているだけかもしれない。

自分のことなのに、いや自分のことだからわからないかもしれない。

ある意味のパラドックス

そういえば、ようやくペルソナ3が発売決定だとか。

ゲーム離れが続いてるので、嬉しいけど買うまで行かないかも。

ここ2、3年で買ったRPGって幻想水滸伝4、5だけだし。

ジュブナイル学園RPGだとか。

まあ、まだジュブナイルが許されるぎりぎりの年かと思うが。

モラトリアムは卒業しないといけないしね。

僕は、活字メディアと映像メディアの最大の違いは、音楽だと思う。

「ここだ!」ってとこで、それに相応しい音楽が流れれば、

もうそっちの勝ちだ。

ゲームでこの音楽は、まさにそんな感じだった。

もちろん活字のイメージを立体化させて映像するということは、

全然違うし、音楽がなくても映像は成り立つわけだし、

それだけでも素晴らしいものだけど、音楽の持つ力は、無限大。

音楽は、常に日常のとなりにいる。