2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『428~封鎖された渋谷で~』 北島行徳

今年になって、ゲーム愛が再熱いたしましてすっかりゲーマーに。 ・真・女神転生ストレンジ・ジャーニー(2周しました) ・高機動幻想ガンパレード・マーチ ・実況パワフルプロ野球2010 ・ウイニングポスト7 マキシマム2008 以下のラインナップを…

『一瞬の風になれ』佐藤多佳子

ここ半年、ネットでやる夫スレというAA(アスキーアート)を使った 紙芝居のような、漫画のような、小説のようなものを読んでいる。 素人さんが書いているものがほとんどなので、あまり面白くないものもあれば、 すごい面白いものがあって、その中で陸上を…

『百鼠』 吉田篤弘

百鼠 相変わらず、生活感があるのに幻想的な物語を書いている。 吉田篤弘=クラフトエヴィング商會。 おかしな話ばかり作っているのに、読む側の期待を裏切らない、 温かみのある話を提供してくれる。 この本は3つの短編の形式をとっているけど、 変わって…

『ヴィーナスの命題』 真木武志

ヴィーナスの命題 大きな物語が欲しいのよ 何とも心踊らされる言葉なんだろう。 僕が小説というか、創作の物語に惹かれているのは、大きな物語が欲しいからだ。 結局のところ、現実は小さな物語の固まりでしかないので、 創作の物語に自分を投影して、夢を見…

『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』 夢枕獏

更新していない間読んでいた本のことを、しばらく書いていきたい。 まずは、怪しげなタイトルの歴史伝奇小説から。 弘法大師の名でも有名な空海の若き日の冒険を描いた、フィクション。 作者の古の時代への誇大とも思える想像に文章が負けていない改作だと思…

『夏への扉 新訳版』ロバート・A・ハインライン

夏への扉[新訳版] いつの間にか、熱っついけど、大好きな夏が終わって冬になるようです。 それでも、大好きな夏への扉を探しています。 更新しない間に25歳になりますたkakasiです。 昨年買ったはいいけど、なかなか読む気が起らず今年ようやく読めたのが…