2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『ホームタウン』 小路幸也

ホームタウン 大切な人たちがいて、忘れられない場所がある。 僕にとって、ホームタウンはそんなところだ。 大人は年をとり老けていき、子供は成長し大人になっていく。 街も、めまぐるしく変化していく。 しまいには、合併して元の地名ではなくなってしまっ…

『羅生門・鼻』 芥川龍之介

羅生門・鼻 そういえば、古典だけは成績が悪かったなって、思い出した。 文体とリズム。 自分には、文体と文章リズムが非常に合わない。 いや、合わない以前に、語句の意味がわかってない。 だから、わからない語句があるたび、 後ろの脚注開いて、本文戻っ…

帰ってくるよ、とってもウマナミ

そして、そんな名血を超えんとする馬たちが 明日の名血をまたつくる受け継がれるのは、血と汗と涙。 再び白い奇跡が、ターフに舞い降りるのか。 忘れられた物語。 忘れられない物語。 関わる全ての人のための物語。 夢を乗せた物語。 「たいよう」を冠に帰っ…

やっぱり、敵だった。

今日は、久しぶりの休み! リクルートスーツ着なくていい!! 昨日は、説明会でしたが、 それにプラス、磐田スタジアムで ジュビロ磐田対FC東京!! この前の試合もFC東京戦だったけど、味のもとスタジアム。 今回は、ホームだ。 やってきたぞ、福西崇史。 …

『シュレーディンガーの猫―パラドックスを生きる』 小倉千加子

シュレーディンガーの猫―パラドックスを生きる タイトルだけで、なんとなく読み進めたのだけど、 かなりイメージと違い、女性観でいっぱいのエッセイ集だった。 女性学、心理学、社会学という印象を受けた。 男の視点から見ると、手痛いなと感じるけど、 わ…

『新釈 走れメロス 他四篇』 森見登美彦

新釈 走れメロス 他四篇 ○読んだことのある作品 △あらすじくらいは知っている作品 ×ほぼ知らない作品 ↓ ○『三月記』中島敦 ×『藪の中』芥川龍之介 ○『走れメロス』太宰治 △『桜の森の満開の下』坂口安吾 ×『百物語』森鴎外 これらの作品を森見さんらしく、 …

『HEARTBEAT』 小路幸也

HEARTBEAT 最近何か急激な運動をしたわけでもないのに、 就活の影響からか、寝る時、布団にくるまっていると 自分の将来を考えたり、自己PRを考えたり、 今までのことを振り返ったり、頭の中がモワモワとして ドクドクと心臓の音が聞こえる。 未だに迷ってい…

『LOVE』 古川日出男

LOVE これは、かなり好き嫌いがわかれそうだな。 という僕は嫌いではない。 僕は群像劇が好きなのだ。 文章も、ちょっと間違えば いきがっているだけの、くどい文章になるがちだけど いかしてるぜって言いたくなる、 スタイリッシュな文章で、虜になりそう。…

「ワンピース エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」

見てきました! ただしリクルートスーツで。 いいよね、たまにはいいよね。 と、最近就活、就活なので、息抜きをかねて。 今日は、合同ガイダンスで県庁所在市、 つまり実家がど田舎の僕にとっての都会に出たので 映画も、見てしまえと行ってきました。 ああ…

『高く遠く空へ歌ううた Pulp town-fiction』小路幸也

高く遠く空へ歌ううた サブタイトルにPulp town-fiction. 前作『空を見上げる 古い歌を口ずさむ』の続編となっている。 前作同様、主役は子ども達。 その中心人物は、義眼のためギーガンと呼ばれている少年。 ぼく、また死体を見つけてしまったんです。 これ…