「恋のロマンティック大爆撃」すかんち
もう、すかんち全アルバムレビューを行きます…と意気込んでいたけど、
すでに3回書いていた記事が消えた… 難しいですブログって。
さあさあ、すかんち2stアルバム「恋のロマンティック大爆撃」
なんとも大仰なタイトルだことだけど、ハードでポップでマニアックな世界観の、
無制限の愛に満ちたアルバム。
1.恋はB・O・M・B・E・R
のっけからの全開ゴリゴリのハードなグラムロックの世界。
ギターも素晴らしくいい音をさせていて、後ろでドラムがドコドコドコドコと。
すかんちの饗宴の始まり。
2.恋の1,000,000$マン
たぶん生で聞けたら泣きます。間違いなく。
すかんちで、一番好き。好き好きミリオンダラーマン。
僕がすかんちにはまるきっかけを作った曲。
ハッピィエンドで終わらせない、ドラマティクなナンバーなんだけど、
やっぱり、これはハッピイエンドだ。
ネットでの他の人のこの歌に関する言葉だけど、
「軽薄だけどロマンティクな歌詞」というのはピッタリくる名曲。
3.恋のロマンティック・ブギ
拝啓ロイ・ウッドさん、これが私たちのブギーです。と言わんばかりの
ちょっと甘めのキャッチーなナンバー。淡い恋の歌。
4.快傑!笑い仮面
タイトルから捨て曲かと思いきや、まさかのポップな良曲。
ローリーの理想のヒーロー像を歌った曲?
ライブでのポンプさんの口上が好き。
5.謎なぞラヴ・ラヴ
シマちゃんの作詞作曲だけど、素敵なゴリゴリハードロックナンバー、
80年代の香りがぷんぷん。
僕はピュアなラブストーリ作りたいのさ~、がどうしてこうなった。
6.Song for a week
優しく揺れる、すかんち愛と生の讃美歌。
真面目に作ったら、こんなにも素晴らしい歌も作れます。
でも、トニー・クリスティの名曲のオマージュなんだけどね。
まあ、素晴らしい歌詞とアレンジと表現力なので必聴。
7.大逆転~涙の卒業写真
ドクターのポップ感全開の青春、さわやかソング。
ドクターがボーカルをとっているので、ローリーはギターに専念。
高音ボーカルとギュンギュンギターが妙にマッチする。
さわやかだけど、ほろ苦いのは涙のせい。
8.109で待っててよ
最高のコミックソング。演奏できたら楽しいんだろうな~。
でも、ちょっぴり泣けるのは何故に?
「わからないでしょう わからないでしょう
もてもてのあんたには わからないでしょう」
だからかな。
以外と技術がいる曲だと思う。この曲は。
9.疑惑のHappy Birthday
疑惑というか魅惑感たっぷりのサイケな曲だと思うわけなんですよ、個人的に。
歌詞は相変わらずぶっ飛んだ内容の、彼は小学生なの。
サビの「信じない 信じない」の部分がどうしても、
「SOS SOS」から取ったように聞こえてしまう。
10.好き好きダーリン
来ました、魅惑のスペース・ロック・オペラ「好き好きダーリン」
宇宙歌劇の名に恥じぬ、ピッコピコな歌。
ローリー、シマちゃん、ドクターの3人でボーカルをとり、コーラスも分厚い、
11.R&Rダイナマイト狂時代
前曲と打って変わり、正統派ハードロック。ツェッペリン。
ロック好きじゃないと作れない、憧れがたっぷり詰まった曲。
途中のびっくりする転調が微笑ましいけど、ライブ動画でしかない、
モロにツェッペリンに変わる展開が好き。
12.恋のローリーローラー
1stアルバムに続いて、ラストはまたもカントリー風。
これ、オープニングでもいいんじゃない?
「うれし涙を流してしまうような気分さ
見たことのない目に あわせてあげる
ハニー OH ハニー」
つまりはそんなアルバムだってこと。
つまりはそんなバンドが、すかんちってこと。