「シン・シティ」

基本、白黒映画だけど時に見せる赤や黄の有彩色が

鮮やかでもあり、エロくもある。

白黒っていうより、シルバーという感じ。

フランク・ミラーの同名コミックを、ほぼそのまま再現した映画らしい。

タランティーノがゲスト監督するだけあって、バイオレンス。

今のご時世に白黒やるだけあり、ハードボールド。

主役3人のオムニバス形式の映画だけど、

どこかで繋がっている場面がある。

主役その1

ブルース・ウィルスは、久しぶりのはまり役だと思う。

どーも「シックス・センス」以来パットしなかったので、お見事。

貴方を見てると、いつでも死にそうな場面でハラハラしますよ。

主役その2

ミッキー・ロークは、猫パンチより強烈なパンチを、

まだ「エターナル・サンシャイン」での役がまともに思える、

イライジャ・ウッドへ叩き込み。フロドはどこへ消えた?

とにかく、ハードボイルドとは死ぬことと見つけたり

主役その3

ベネチオ・デル・トロが主役だと思ってたら、

クライブ・オーウェンが主役だったのね。

「21g」でも怪演したと思ったら、もっとサイコだよ。

個人的に主役を喰った!

喰ったといえば、カラーだったら、

イライジャのあれは、ものすごい気持ち悪かっただろ。

まあ、全体的に見れば。ジェシカ・アルバに限るんだけど。

セクスィーな彼女だけは、カラーで見たかった…

それにしてもグロかった。ああ~グロい。

カラーだったら非難中傷は確実。あのイエローの時とかよ~

デヴォン青木は、タランティーノが絡んでるだけに、

彼の趣味だと、思ってしまう。

エロスよりグロ。

この映画、大物役者は揃えているけど実は、制作費は格安な作品だそう。

次回作も、同じキャストでやる予定だとか。

これ以上何やるの?って気分だけど、はてさて。

あ、言い忘れたけど、なかなかに面白かったですよ!

sincity_kevin_b_m.jpg

↑これがフロド。

常にこの顔、ロード・オブ・ザ・リングのあの表情は消えた!