「SAYURI」
艶やかで、なまめかしくて、それでいて透き通っていて、クレイジーだ。
女の世界ですな。ずっしりくる。重い。
芸者GIRLという響きがピッタリくる映画でした。
主要な人物が外人さんだからかな。
最初は、こんなアメリカンジャパニーズな映画(意味不明)は、見ねー!!
と思ってたんですが、映画館に行った時間、
ちょうどこの映画が始まる時だったんで、見てみましたら、
以外や、以外かなりよかった。
ただ、字幕で見るより、吹き替えの方が良かったかも。
日本の地でいんぐりっしゅが、飛び交うのは不思議な感じ。
ある意味ファンタジー。
日本映画という感じでは、ないしね。
でも、主役とはいえ、チャン・ツィイーの存在感は圧倒的。
めっちゃ美人に見えたと思ったら、可愛くも見えて、
化粧一つだけでなく、変わるものだ。
まあ、役者さんだから当たり前か。
物語的には、待つ恋、忍ぶ恋。
この前見た「蝉しぐれ」に似たところもあったけど、
口では上手く言えないけど、
わび、さびみたいな部分では、いまいちだった。
綺麗だったり、美しいと感じるところは多々あったけど。
まあ、サユリ、イズ、ビューティホーということで。
日本映画として見るより、ハリウッド映画として見たほうがいいかも。
派手な展開はないけど、魅せてくれます。