「サヨナラcolor」

サヨナラCOLOR スペシャル・エディション サヨナラcolor

竹中直人、主演、監督、脚本の半ストーカーな

純情ラブストーリー。

竹中直人は、どう演技しても竹中直人

真剣だろうけど、どこかコミカル。

あんまり言うとネタバレなので言わないが、

かなり悲壮な演技のシーンだろうところがあるのだけど

どうしてもギャグじゃないかと思えてしまう。

だからある程度予想できるはずなのに、ラストは驚き。

これが狙いなのか、それとも本当に悲壮な演技だったのか。

というか、わざとらしく見えるのだ。

個人的にウンナン内村光良が好きなので観たのだけど

そんなことを忘れさせるくらい、良い話だった。

竹中直人とヒロインの原田知世の関係ばかりが気になり

ウッチャンは、ホントに単なる脇役としてしか見れなかった。

だけど脇役もいいアクセントで、おもしろい。

忌野清志郎とかも、おお清志郎だ~とか思わず唸るだけで

変に絡まないので、逆に物語に集中できた。

でも、脇役だけど女子高生の人だけは、ずっと気になる存在だった。

最初、葬式シーンがあったので幽霊かと思ったりもしたし。

彼女だけは、意味のある脇役だった、、、と思う。

超感動作!ってほどじゃないけど、ほどよい余韻の残る良作だった。

モノクロの青春時代から彩られた現代へ。

そしてサヨナラ。