「中山雅史 ゴンゴールズ」

中山雅史には華がある。

愚直で、がむしゃらで、テクニックとは無縁のプレースタイル。

だけど、中山雅史には華がある。

何度でも立ち上がり、何度でもゴールを目指す。

その姿は、多くの人を魅了する。

その背中に奮い立たされる。

とまあ、僕は中山雅史が大好きなわけです。

もちろん力が落ちてきてるのもわかるし、

チーム的にスタメンというのも厳しいのもわかってます。

中山を使うなら、前田やカレンを使った方がいいと思ってるくらいです。

僕はジュビロ磐田が好きなのです。

だけど、やっぱり中山雅史は特別なのです。

8400円。

それでも買ってしまうのがファンの心理。

その値段でも、大満足。

実況が無くて、最初は臨場感に欠けると思ったけど、

その分サポーターの声がはっきり聞こえて

逆にこれがすごい良い。

懐かしい応援歌が、あの頃を思い出させる。

見ていて改めて感じたのは、あと一歩を踏み出せる勇気。

ギリギリの一歩を踏み出せるのが中山の真骨頂。

ボレーが綺麗、ヘディングが強い、ボールを持ってない時の動き出し。

中山の栄光のゴールの数々に酔いしれました。

まあ、外したシュートはゴールの何倍もあるのですがね。

トト、ドゥンガファネンブルグの懐かしい映像や

2番をつけた武田や、チビ将、奥、金髪のハット、

若~い名波やトシヤなんかを綺麗な映像で見れたのも嬉しかった。

改めて、トシヤ上手いって感じましたよ。中山のゴール集なのに。

そういえば僕が始めて試合を観にいった時、中山じゃなくて

トトとチビ将あたりの2トップだったことも思い出しました。

ゴールシーンはもちろん、中山のインタビューもおもしろかった。

ジュビロ時代だけじゃなくて、代表の時の映像も満載。

戦い続けるからこそ、中山は輝く。

栄光に彩られながらも、決して歩は止めない。

まだまだヘタくそだと思うから、練習する。

ゴールを決める、サポーターと歓びを分かち合う。

DVDを観て、改めて思ったことは、

やっぱり僕は、中山の大ファンだっていうことです。

幼い頃からのヒーローで、今でもヒーロー。

等身大の、英雄です。