「STRIPPED」THE ROLLING STONES

Stripped STRIPPED

今日トム・ヨークのソロアルバムを買ってきたけど、

それまでレポート作りのお供をしてもらっていたのが、このアルバム。

実は、僕が初めて買ったストーンズのアルバムだったりする。

今作は、アコースティックなライブアルバム。

なぜ初ストーンズをこれにしたかというと、

単純に親父が、他の作品を全部持っていたからということ(ベストは除く)

だけど、なぜこれを親父が買わなかったのか、不思議でたまらない。

僕はこのアルバムが、ものスゴイ好きだ。

全体のグルーヴ感がたまらなく心地いい。

聞きなれた最初の一曲「Street Fighting Man」も

アコギのジャカジャーンというイントロを聞くと

聞き込んだ今でも、新鮮さを感じるから不思議だ。

そして、僕は始めて買ったギターもアコギでアコギの音が好きなのだ。

サラリとして空間に一本線を引くような感じがする

それに続くボブ・ディランのカバー「Like a Rolling Stone」

実は、これ目当てで買ったのだけど、文句無しの名曲。

もちろんこのためだけでも、買う価値はあった。

全曲紹介したいほど、全ての曲が好きで、毎回通して聞いてしまう。

「Jumpin' Jack Flash」「Satisfaction」などの有名曲は少ないが

どれもこれも、名曲揃い。

今作に入っている中で、あえて選べといわれたら

「Shine A Light」「Dead Flowers」「Love In Vain」「Sweet Virginia」

と選んでいたら、どれも好きでたまらなく選びようがない。

だから、僕の中ではストーンズ裏ベスト的内容。

キースの「Slipping Away」でさえ愛おしく思えてしまう。

個人的には「Country Honk」あたりも入れて欲しかったけど。

74分51秒の甘美なひと時。

アコースティックといえども、やはりストーンズの音。

このグルーヴに裸でぶつかって行けるような感覚さえ思える。

溶けてなくなりたいとは、こういう感じなのだろうかね。