「リング 最終章」

ドラマ版のリングを全話見ました。

リアルタイムのテレビで見た以来だったけど、

案外覚えているものですね。

ちょっと前に映画版のリングを見て、すごい怖かったので

その辺りを期待して見たのだけど、拍子抜けするくらい怖くなかった。

当時は、ちびりそうなくらい怖かったのに。

僕も、ちょこっとくらい大人になったということか、

それとも、こういうホラーになれすぎたせいか。

やっぱり慣れすぎたせいだろうか。

もう、ベターな展開でこうくるだろって予想立ててしまえる。

くりぃむしちゅーのやっている、ベタドラマ見てるようだった。

とはいえ、話には引き込まれる。

貞子に引き込まれたくはないけど、

こういう引き込まれ方なら、大歓迎。

まあ、木村多江さんの貞子なら大歓迎ですけど。

当時は、木村さんをまったく知らなかったけど、

もう大好きな今の自分としては、そこが恐怖を感じられない

一番の原因だと。

逆に、昔見てた頃好きだった、新聞記者演じる京野ことみが、

もう、自分勝手過ぎて、今回は好きになれなかった。

見てて、イライラするくらい。

他のキャラもみんな身勝手で、自分のことしか考えていないようで

ホントに、なんで当時はこう感じなかったのだろうと思う。

ただ、それも人間だから仕方ないと感じた。

基本的にドラマはホラーでなく、

人間ドラマというイメージがすごく強かった。

ドロドロしてたり、一途なほど強い愛情があったり。

そういえば、この後色々活躍する矢田亜希子も出ていた。

彼女と、長瀬智也演じる高山竜司のカラミが一番好き。

主人公の浅川と子どもの関係も、人間臭く思えるけど

やっぱり、この二人がいたから、

またドラマを最後まで見続けられたのだと思う。

しかし、最近見てた、マイ・ボス・マイ・ヒーローの彼を思うと

もの足りない気もしないでもなかったんだけど。

昔は、こういう役が多かったんだろうか。

話は逸れると、マイ・ボスは、今年個人的一番のヒットドラマ。

まあ、片手で数えられるくらいしかドラマ見てないけど、今年。

ああ、そういえばリングの主演は柳葉さんだった。

しかしここまで、まったく触れていなかったな。

話は戻り、リングですが、憎しみも愛情も紙一重

そういう印象を僕は、このドラマで受けた。

愛情が憎しみを超えて、ラストを迎えたわけだけど。

果たして、そうなのかと匂わせたようにビデオが動き出した。

まあ、これは次のドラマの「らせん」の影響もあってだろうか?

このドラマおもしろいか、おもしろくないかで言ったら、

微妙なとこなんだけど。

まあ、僕はドラマの「らせん」が見たくて、

すご~く長いけど、その予習のためにコレを見てるわけで。

映画や小説と比べると、中途半端な感じだった。