バットマン ビギンズ

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かっこいいぜ!バットマン

ダークなバットマンは、かっこいい。

子供の頃、バットマンをけっこう怖いと感じてたことを思い出した。

アクションも痛快で、おもしろかった。

ただ、ちょっと見にくかったけど。

やっぱり画面が暗いからね、バットマンの活躍するのは夜の街ですし。

主人公ブルース・ウェインが、バットマンになる話を描いた今回の映画。

バットマン誕生秘話。

やっぱり長編シリーズとなると、あるよね、こういう誕生譚。

謎のままでも良かったかもしれないが、明かされるなら、やっぱり知りたい。

ファンの心をくすぐるわ、こういうの。

ヒーローの過去、苦悩、恐怖、正義も、誰もが憧れるような道具の誕生秘話も、

バットマンのシンボルであるコウモリの意味も。

不満があるとすれば、悪役がインパクトに欠けたことかな。

歴代の悪役は、みんなインパクトすごい強い奴らだったし。

ジョーカーとか、実は子供の頃見たとき、トラウマみたいになったくらい強烈だった。

映画の最後、ジョーカーのこと語られた時は、けっこううれしかったしな。

渡辺謙は、インパクトあるけど、ちょい役ぽかったし、あっさり対決も終わったから、

いまいち。奇抜な悪役求めてたのに… バットマンの個性に負けないくらいの。

ラストサムライの、役と同じような感じのキャラでしたね。

個人的には、池袋ウエストゲートパークの横山さんみたいなキャラが好き。

冷酷そうだけど、人情もあり、ちょいコミカルでも、やっぱり真面目な、あのキャラが。

実は、最初バットマンじゃなくて忍者映画かと思ったよ。

バットマンの、あの動きは、忍者がルーツだったのか!?

あと、やっぱりまだ時期が時期だけに、列車のシーンは、

どうしても、JRの脱線事故を思い起こしてしまう。

街を救ったけど、破壊しすぎだよね。執事も、怒ってたし。

これはヒーローものには、つき物な事だけど、やっぱりどうかと……

全体的に見ても映画として、おもしろかった。

この頃、あまりアクションもの見てなかったから、特にそう感じた。

大画面で見るなら、こういう派手なのも見なくちゃ。

前作を久しぶりに見たい。