「チルドレン」
伊坂幸太郎の小説『チルドレン』のwowwowのドラマ版。
約、2時間のドラマなので、そりゃ全部の内容を取り入れらはずもない。
チルドレンは、5つの短編集だけど、
全ての短編が連なった、一つの長編であるので、
内容が、少ないドラマ版は、少々物足りなくも感じるけれど、
とても、上手くやったな~と素直に思える。
一つの物語として、とても満足。
それに、陣内役の大森南朋さんは、特に良かった。
わがままで、テキトーなんだけど、
実は色々考えていそうで、でもそうでもなさそうな、
よくわからないけど、かっこいい大人。
説教っぽくないけど、すごい胸に響く言葉を語る。
居酒屋の奇跡のセリフも良かったが、特に印象強かったのは、
そもそも、大人がかっこ良ければ、
子供はぐれねぇんだよ!以前、このブログでも小説の『チルドレン』のことを書いたが、
その時、短編の一つの「イン」をやってくれたら、
どうするか楽しみとなど、書いていたけど、
このドラマは、タイトル通り、
短編の一つ「チルドレン」を、映像化してある。
アダルトとチャイルド、もといチルドレン。
もう、僕はアダルト側なんだろうか。
いやいや、チルドレンなんだろう。
まだまだ、甘い。
教わることでいっぱいだ。
このドラマからも、何か受け取って、
アダルト側への一歩にできたらなと思う。
そうは思うが、やっぱり良いドラマは、楽しむのが一番。