<span style="color:#0000FF;">生まれ変わっても貴方のそばで</span>

いま、会いにゆきます』 市川拓司

いま、会いにゆきます いま、会いにゆきます

実は、映画版もドラマ版も見たことがない。

それは、「セカチュー」においても同様。

蹴りたい背中』なども恥ずかしながら、読んだことがないけど

めずらしくブーム渦中の作品を読みました。

ちょっと過ぎた感もしないでもないですが…

図書館で借りれたくらいですし。

すごいあっさりと、本を読む時間は過ぎました。

ちょっと翻訳本みたいな気もしたんですが、

すーっと物語に入り込めていけた、作品でした。

僕は、何かを語るとき「感動した」って

安易なことを言うのは、あんまり好きじゃない。

でも、やっぱり「感動した」って言いたくなるモノがある。

よくこの作品の感想で今までよく聞いた言葉だけど、

その気持ちが良くわかった気がする。

やっぱり、見てみないとわからない。

見るまでに気持ちを持っていくのが大変だけど…

たぶん僕が、どちらかというと控えめな性格のせいか、

主人公には感情移入。

つまらない男の人生、ちゃんと中身は詰まっている

主人公の言葉じゃないけど、つまりは、そういうことなんだろう。

映画のDVDを見てみたい。

主題歌を歌っていたオレンジレンジは、自分の好みのバンドじゃないけど、

「花」の歌詞を見ると、すごいこの本に合っていて良いと思う。

実家の弟が、オレンジレンジ好きだから聞かせてもらおうかな。

お盆に実家へ帰る予定だし。

ぼく(巧)と澪(巧の妻)がいて、その間には佑司(子供)がいる。

きっと何度でも、彼らは一緒にいることを望むだろう。

何度でも、何度でも。

彼らは、また恋をして、また家族となる。

雨の季節に、会いましょう。

いま、会いにゆきます