「チャーリーとチョコレート工場」

ティム・バートンの残酷な童話。

でも、明るく笑えて、ハッピーな童話。

主演は、いまや超人気のジョニー・デップ

デップは、どんな役でもこなしてみせるからスゴイ!

日本の某イケメン実力派俳優と違って、同じような役ばかりでなく、

映画によって色々な形の役をこなすことができて、

本当に力があるなと感じる。

ウンパ・ルンパの全員同じ顔にはビックリ。

ダンスや歌もおもしろく、

皮肉たっぷりの内容にこの映画のテーマを感じた。

子どもたちがチャーリーを除いては、みんな異常なほどに、

子どもの嫌なところを特化させたキャラなので、みんな生贄行き。

デップ演じるウィリー・ウォンカも、

格好からわかるようにおかしなキャラ。

少年時代も歯の矯正の道具だろうけど、変なかっこう。

存在感はスバ抜けている。

童話が原作なので子ども向けのようだが、大人でも楽しめると思う。

けっこう会場でも笑いが起きていたし、

「2001年宇宙の旅」や「サイコ」のパロディもあった。

2001年は、昔見たけどよくわからなかったな~、そういえば。

この映画のテーマは家族愛だと思う。ラストもそういうものだし。

でも、その中でも教訓のようなものが施されている。

ちなみに一番嫌いなのが、何でも欲しがる女の子。

ああいうのが一番見いて、いらいらする。

こういうのは、よくお店でも見かけるけど、

この映画では行きすぎだよな。

何はともあれ、なかなかおもしろかったです。