「ギルバート・グレイプ」
昔見たときは、あんまり印象的でもなかった。
何でこうなの?とかディカプリオ演じる、
アニーに少し、いらつきを覚えたりなど。
それから何年かして、改めて見てみるとまた少し印象が変わる。
というのも、自分が、前見たときと色々変わったからだと思う。
家族から離れたし、色んな人を見てきたし、住む場所も変わった。
まあ、まだまだ20歳の若輩だけどね。
ジュリエット・ルイス演じるベッキーがいいな~
と思うところは、変わらないな~。
ディカプリオは、あんまり好きじゃないんだけど、
この演技は褒めるべきだと今は思う。
ファンのみなさん、ゴメンなさ~い。
家族は、大切だけど、時として足枷になる。
だけど、やっぱり捨てられないし、守って行きたい。
でも、終わりっていうものは、ホントにあっというまに訪れることがある。
どうしようもないことがある。
誰のせいでもないし、誰も責められない。
責めれるとしたら、自分くらいって時もある。
それを逃げずに受け止めてきた、
ジョニー・デップ演じる、ギルバートは強い。
そして何より、家族を大切にしすぎるくらい愛している。
だから、ラストには、すがすがしい感動を覚えた。
空は、大きいなんて言葉じゃ言い表せない。
世界も、大きいなんて言葉じゃ言い表せない。
少年よ旅に出よ。覚悟さえあれば、どこまでも行ける。