「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」

SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スタンダード・エディションSUKIYAKI WESTERN ジャンゴ

スキヤキ、大好きです。

エスタン、大好きです。

ジャンゴ?

という疑問と、無駄に豪華という俳優陣、

そしてB級映画という噂に心踊らされ、見てました。

ジャンゴは、続・荒野の用心棒から取ったよう。

初っ端から香取慎吾の、思わず酷いと思える演技と

背景手書きじゃない?という所からなんかツボにはまってしまった。

その背景とか、元ネタが分からない点がいくつかあったけど、

かっこよくて、バカで、不思議な映画で、おもしろかった。

誰かと、バカ話しながら見るのにいい映画かもしれない。

僕は、弟とワーワーギャーギャー言いながら、突っ込みながら見ました。

でも、評価はわかれると思う。

ちなみに吹き替えで見ました。

ざっとキャストを見ると、

伊藤英明 佐藤浩市 伊勢谷友介

安藤政信 堺雅人 田中要次 石橋蓮司 塩見三省 石橋貴明

小栗旬 クエンティン・タランティーノ 松重豊

木村佳乃 香川照之 桃井かおり

佐藤浩市のヘンリーや香川照之の二重人格振りに笑え。

木村佳乃は妖艶に。桃井かおりは主役を半分食う。

堺雅人は、どこか憎めず、松重豊に一途さを。

伊勢谷友介は、最初こそ窪塚の方が合いそうな役だと思ったが、

だんだん、そんなこと思わなくなるほどかっこいい。

花は桜木、男は石橋。

実はハリウッド俳優だったりもした、石橋貴明

俳優というより、芸人で培った力の集大成を見せた感じ。

キャストの誰もが印象的で、

コイツは生き残っていて欲しいと思ってしまう。

ガンアクションは、さすがにかっこいい、

だけど、B級なのでコメディ要素も忘れない。

でも最後はエンディングの歌に、すべてかっさられた。

狙って作ったB級三池崇史の映画。

眠れぬ夜にいかがなもかと。