「姑獲鳥の夏」
はい、ようやく見ました。
原作を以前読みまして今回は、映像の世界へご案内。
ついでに雨あがり宮迫も。けっこう好きだよ、宮迫。
これで、なんでこうなっちゃうんだろう?
映像も悪くないし、キャストは最高(役にあってるかは、別として)
すばらしい原作があり、な~ぜ~。
小説であれだけ好きだった、京極堂の長~い解説も、
映画では、ダラけてるうえ、短い。
解説や、会話をあれだけ省くと、物語自体が陳腐に思える。
小説で一度も妖怪の描写が出てこなかったのに、
幻覚とはいえ、それが出てきてしまったのは何故だろう。
別に悪いとは思わないけど、その辺がB級映画っぽかった。
水木さんは、実際以前やっていたみたいだし、
時代背景とかもしっかりしてるみたい。
日本文化と、西洋文化が入り乱れたような街は、こういうものだったのか。
続編が出るとするなら、『魍魎の匣』は厳しそう。長いよ。
『狂骨の夢』にするなら、あの2人をどうするのか?
また落胆しそうだけど、期待。
たぶん、原作読んでなかったら、
この映画も好きになってたかもしれないし。