『図書館戦争』 有川 浩

図書館戦争 図書館戦争

まだテストは控えているけど、2ヶ月ぶりくらいに一日予定なしなので

ここ数日間の寝不足分を取り戻すかのように眠りまくっていたkakasiです。

おかげで、めちゃイケ見逃したり、ジュビロの試合チェックし忘れたり

唯一みてるドラマのマイ☆ボス マイ☆ヒーローも見逃しです。

昼の12時に起きて、さらに昼寝して、夜の10時に友達から

電話かかってこなっかたら、どんだけ寝るんだよ!って状態でした。

テスト期間だったけど、貸し出し期間があるので読まないといけなかった

図書館で借りた、図書館戦争

図書館で司書で戦争。

図書館の自由が侵されるとき、

我々は団結して、あくまで自由を守る

テンポが良くて、漫画のような展開。

ありえねえと思えることも多々あったけど

見所も多く、考えさせられることもあり良い話だとも思った。

そして主要メンバーが純粋。みんないい人。

だけど戦争するなら、それは逆にいらないかもしれない。

これは、自衛隊の話だと僕は感じた。

守るものを国ではなく、本に置き換えたもの。

僕は、戦争は嫌い。

理由は関係なく人殺しのことなんて見たくも聞きたくもない。

自衛のためだからと武器など持ちたくない。

だけど、何が起こるかわからない世の中では武装が必要になる。

いい人なら、大切なものを守りたいと思うだろう。

守るためには武器が必要なこともあるだろう。

結局、自由を守るためには、力が必要なんだと思う。

図書館の自由な資料収集を有する権利は、僕も賛成。

こんな文章しか書けない僕でも

2年ちょっと、司書や生涯教育の勉強をしているので

自由の大切さはわかるし、その難しさもよくわかる。

本を焼く国では、いずれ人を焼く
焚書で、世の中が本当に良くなると思えないし

上記の通り、本を焼くようなことをする国は、人を焼く。

それは、焚書坑儒のように歴史が語っている。

だからといって、守るため武力を使うのは好きでない。

それは、映画やアニメのような世界で

そのために戦うことを見るのは好きだけど

現実世界で、それを行うのはやっぱり違うと思う。

この話は小説の世界で、許容の範囲だと思うけど

やっぱり何か違うと思うのは、図書館が舞台だからだと思う。

図書館のあの空間を戦争の舞台にしてほしくないと思った。

ただ、やっぱり物語自体は楽しく読めたので

小説としては、スゴイ良かったです。

実際にあったら絶対嫌だけど、こんな本もアリかなって思う。

おそらくライトノベルのジャンルになるんだろうけど

久しぶりに読んだライトノベルは、やっぱり独特に感じられて

ちょっと懐かしい感じもした。

そして、ライトノベルだっておもしろいものは、おもしろい。