『涼宮ハルヒの溜息』 谷川流

涼宮ハルヒの溜息 涼宮ハルヒの溜息

全体的に一巻と比べてインパクトが弱いかな~と感じた。

溜息がでるほどの出来とは言わないが、

一巻ほど、ガンガン読み進めようと思えなかった。

ただ、作品の世界観がだんだんはっきりしてきた。

涼宮ハルヒの世界が、わかりやすくなっている。

全体的な物語の流れ、そしてこの小説のSFの理論。

でも、謎はしっかり残されており、この先は次へ。

ぶっ飛んで、はちゃめちゃで、ユニークな

ビミョーに非日常系世界学園ストーリーなんだけど

妙に作者が出来事の説明をしてくれるので

そのビミョーな非日常の謎を今後も解いてくるかもしれない。

今回は、文化祭ネタということもあり

一巻に出てきた主要キャラを主張するための

お祭り的内容だったかな~って気がした。

まあ、一巻で十分すぎるほどキャラは立っていたけど。