『涼宮ハルヒの陰謀』 谷川流

涼宮ハルヒの陰謀 涼宮ハルヒの陰謀

ようやく長編で、話が進んだ。

けっこうなページ数でありました。

表紙が恥ずかしいので、カバーをつけて電車で読みふけましたよ。

どんどんとタイムトラベル。

新たなる、キャラも出てきた。

これから、さらなる混迷な予感。

このシリーズのSF的要素も、さらに混迷。

なんだかんだ、僕はこのシリーズ好きみたい。

前の巻では、不満たらたらだったけど

やっぱり読んでしまうみたい。

ただ動くのみ。

今回の話は、そんな話だった。

まあ、主人公は毎回そうだけど、今回は、まさにそれ。

考えるな、感じるんだ。

というより、考える前に、まず行動。

絶え間ない、指令の連続のうえに制限時間つきだから。

でも、読み手としては何故を考えるので

主人公と同じように、頭をこんがらせられるが

動くことは出来ないので、ページをめくるのみ。

何故を考えるのが、おもしろいこと。

SF+ミステリー。

その未来を変えてやればいいのさ。

今この時からな。

という主人公の決意。

この後、未来と現実がどう交差するのか。

何が分岐点となりうるのか。

やっぱり次の巻にも期待。