『お茶は世界をかけめぐる』 高宇 政光
どうも、静岡生まれのお茶大好きkakasiです。
他にも、コーヒー、オレンジジュース、ポカリが好きだけど
毎日飲むのはやっぱり緑茶くらいだな。
とっても、おもしろい本でした。
お茶の歴史と現状。
緑茶は、伝統的な飲み物でないとか、
昔は自分たちで消費していたわけでなく、
輸入のためのお茶がほとんどだったとか、
知らなかったことも多かった。
入門書としてもなかなか良くて、お茶の製造過程や種類も
なかなか丁寧に書かれている。
とはいえ、やっぱり奥が深くて、一読しただけではわかりにくいことも。
僕はお茶に関してのことは、ホントに好き。
だけど、職業にするまではいかない。
お茶と常に触れ合っている人たちの会話や考え方は、やはり深い。
この変は、ちょこっと知識がないと意味がわかりにくいかもしれない。
僕も静岡にいたころは、お茶が、緑茶が身近なものだった。
茶摘みは、もちろんやったし(GWなんかには、いいバイトに)
製茶工場も近くにあったし、よく出入りしてた。
手もみもやったし、茶道もやった。(抹茶はおいしいですよ~)
お茶に関しての勉強もやったし、実験や調査もした。
今も毎日お茶を飲んでるけど、毎日煎茶を入れるわけでなく
ペットボトルに入れられた市販のものの時もある。
実家にいた頃は、朝ご飯がパンの時以外は三食付いてくるし
それが当たり前だと思っていた。
高校の頃、お茶の調査みたいなことをして、
どこの家でもそんなことないと知ったときは驚いた。
今回の本でも、同じような驚きが一杯。
日本で一般的に知られているお茶。
一般的に知られていないようなお茶。
世界においての日本茶。
お茶は世界をかけまわっている。
過去も、そして今も、もちろん未来でだってそうだろう。
色んな形で、色んな種類で、色んな色や香りをさせてかけまわる。
もちろん僕らの日常でも。