『涼宮ハルヒの憤慨』 谷川流

涼宮ハルヒの憤慨 涼宮ハルヒの憤慨

ようやく、最新刊まで追いついたけど、

まったく話は進展していない。

いや、これでいいのさ。

そこに向かうまでの行程を楽しめばいいのだ。

と、自分を納得させています。

それが、健全な楽しみ方というものだよね?

だいぶ僕も、この破天荒な物語に慣れてきたようで

ありのままに、話を受け入れられる。

この世には不思議なことなど何もないのだよ。

と、京極氏のアノ言葉が脳裏によぎる。

事実だけを受け入れれば、何も不思議などない。

ただ、この物語の場合、事実がぶっ飛んでるだけに、

なかなか主人公の境地まで行くには大変だ。

でも、人は心の深いところで謎を求めている。

もし、それがやってきた場合。

まあ、楽しければいいじゃん。

そんな風に割り切れる心が欲しい。

そして、そんな日常をどこかで求めている。