『東京公園』 小路幸也
世の中色んな人がいるし、色んな考えがあって当たり前だと思う。
そういえば、この前久しぶりに公園に行って遊んでいたけど、
僕のように、もう夕暮れに友人と来て、童心に戻って遊ぶものもいれば、
お天道様の当たる昼間に、遊ぶ子供たち、
それを見守る大人たち、
ゆったり散歩するお年寄りたち、
さらにその中でも、一つの場所でも遊び方も楽しみ方も様々。
だから、僕みたいなやつもいたって、しゃーないだろうと思うが、
変わらなきゃと思う、自分もいる。
だから何だといわれても、あんまり意味はない。
ただ、そう思っただけ、別に何でもない。
結局、自分自身のことは、自分で動かなければ
何も変わらないし、何にも変わらない。
思うだけでは、何一つ動かないのだろう。
でも、思うことで募る思いがある。
何を望んでいるかさえ、わからないことだって
思うだけでも力になるかもしれない。
そこから、色んなものに繋がっていくかもしれない。
色んな人がいて、色んな人の思いが集まって、
色んな方向に動いていく。
そういうことも幸せだなって、読みながらしみじみと感じた話だった。