2005-08-29 『男の子女の子』 鈴木清剛 読書 作家別 「さ行」 男の子女の子 クラインの壺。 つなげれば、即席の永遠ができあがる。 でも、それはもしかしたらあっというまに壊れてしまうものかもしれない。 この話は、少し僕にはわからなかった。 主人公の気持ちもわからない。 ヒロイン?の2人の気持ちもよくわからない。 物語の終わりもよくわからない。 主人公の緩い空間は、突然終わりを告げた。 僕の望む永遠は、糸を切ったかのように、プツンと断たれた。 全てはこうやって、あっというまに終わっていくんだろうか。