『病とフットボール―エコノミークラス症候群との闘い』 高原直泰

病とフットボール―エコノミークラス症候群との闘い (角川SSC新書 (016)) 病とフットボール

Jリーグもようやく開幕。

ジュビロ磐田を応援し始めて15年目のkakasiです。

そんなkakasiですが、読んでしまったこの本。

もうちょっと、時間が立てば吹っ切れるのだろうけど、

まだ違和感あります、浦和の高原。

今のジュビロとレッズ比べたら、気持ちわかるけど・・・

やりきれないな・・・

開幕2トップが、J1初参戦のジュビロは黒星ですよ。

そんなFWに困りすぎているジュビロだけど、

6年前のFWは、最高だった。

中山・GON・隊長と、アルゼンチン帰りのスキンヘッド高原。

2002年は、Jリーグ得点王。

この本では、主にその2002年から高原を蝕んだ、

エコノミークラス症候群と高原の関係、その余波を

高原自身が、綴っている。

高原に関するエピソードは大体は知っていた。

まあ、ジュビロファンやってるので、

その辺の情報はぬかりなし。

でも、本人の言葉で聞かされると、胸に来るものがある。

高原は、次発病したら、

サッカーを辞めると考えていると考えているとのこと。

病気のことは、ニュースなどで話題になっていたけど、

正直あまり興味もなかった。

飛行機も未だ、1度しか乗ったことがないし。

この本でも、病気の恐ろしさとかは興味がわかなかった。

やっぱり、病気はなってみないとわからない。

病気うんぬんより、困難にぶつかった時に、

どうするべきか、覚悟は、プロフェッショナルとしては・・・

高原直泰という、プロサッカー選手のことを、

一部分だけど、知ることが出来たと思っている。

普通なら、この本を読んで高原のことを好きになったと思うのだけど、

ジュビロサポとしては、やっぱり割り切れない部分があって・・・

帰ってくるならジュビロだろという、甘い考えが。

レッズを選んだということは、

ある意味プロとして高原が決断したことかもしれない。

ファンの数だとか、世界を見据えてるとか、何より強いということ。

ジュビロは、高原が是非入りたいと思えるような

チームにならないといけないなと思う。