『愛煙家にもいわせて!』 藤田美紀
2、3年振りに父親の運転する車に乗った。
そこで、渋滞や、あまりに遅い車に対するイライラぶり、
荒い運転は、父親からの遺伝だと悟りましたよ。
もう一つ、遺伝かなと思うのは、タバコ。
両親、じいさんと愛煙家の家に生まれ育った環境のせいか・・・
でも1日1箱もいかない、ライトユーザーですが。
それで、この本はというと、
タバコなど百害あって一理なし。抹殺すべしという人たちに、
ちょっと待て、俺達の言い分を聞いてみろと言う事と、
愛煙家は、もっと堂々とタバコを楽しめ。
でも、マナーは守りなさいという本です。
嫌いなものは排除する。それはイジメと同じだ。
ひとりの愛煙家が嫌煙風潮の実体を調査。表紙からするとエッセイみたいに見えなくもないが、
調査されてあるので、まったくデタラメというわけでもない。
だからといって、この本は、愛煙家側の言い分なので、
アンチ愛煙家の本も読まないと、
はっきりタバコの評価できないかな・・・
ただ、まったく健康に害がないわけがないので、
止めるに越したことはない、タバコが本当に嫌いな人もいるわけで。
それと著者の藤田美紀さんを調べても、
そんな人が見つからないらしい。謎ですな。
タバコの他にも止めたらいいものが山ほどあるけど、
タバコばかり糾弾されるのは、やっぱり吸う側のマナー。
みんながしっかりマナーを守れば、大丈夫だと思いたいが、
吸う場所も減っているし、タバコを見るだけで非難する人もいるし、
ずっと非難が続いていきながらも、愛煙家は止められないだろう。