「L change the WorLd 」
デスノートのスピンオフ作品!
と、感じられる部分はLのみで、
他になんかサプライズ的なものが欲しかったというのが素直な感想。
デスノートを見ていない人でも楽しめる、
完全に別個な作品と言ってもいいかもしれない。
でも、子供に振り回され、次第に打ち解けていく人間味あるLは見ていて安らぐ。
そして、Lの安らかな死に繋がるという意味では、いい話だと思う。
そうは言っても、テイスト的にこれまでのデスノートと全然違う。
まあ、監督が変わっているので仕方ないが、
あまりにもかけ離れて違うので、違和感がいなめない。
意図的にこうしたのだろうけど、僕は頂けないかな。
無理矢理にハリウッド的な映画にしたようでもあった。
あと、ナンチャンの演技はどうなのかな。
なんとか笑いに持ってこうとしてるようにしか見えない。
それが、笑いたいのだが、笑えない。
もうちょっと、淡々と、とぼけた感じの方が良かったかも。
個人的にはナンチャンは好きだし、ナンチャンが出てることで、
よりこの映画を見たいという気持ちが出たのだけど、
ちょっとガッカリ、でもいいアクセントだとは思う。
ラストのBOYと呼ばれる少年との別れは、
はっきりいって想像の出来たところであったけど、
やっぱり、そうなるのかなと、やけに嬉しかった。