「秋日和」

まだまだ昼間は暖かいです。秋日和で、いいのかな? ジュビロはそんな天気にあわせたのか、まったりとした試合だったようで、 PKって!? ともかく勝ってくれて一安心。 前監督の口癖だった、次に繋がるとなってくれればいいのだけど。 そんな、こんなで昨日は、前日酔っ払いだったということもあり 夕飯時に出かけた以外、部屋に引きこもり。 秋日和を観賞です。 でもやべっちFCを観ながら書いてたら、 月曜日になってしまい、おとといです。観たのは。 小津安二郎の作品は「お早う」「東京物語」に続いて3作目。 なんとなく、世界観はつかめて来た。 俳優さんも同じ人たちが多くでているし、 前に見た2作と雰囲気は似ている。 ただ、今作はちょっと違ったイメージを。 映画に出てくる3人のおじさんが、僕は好きでないのだ。 おせっかいならまだいいが、うっとおしいのだ。 親もそうだが、親戚もある意味、親切心なのか、それとも興味本位なのか けっこう僕にも、この映画に出てくるようなことを言ってくる。 あまり親戚が集まるということがなかったが、 最近、もろもろの事情で法事が出来始め、 けっこう実家に親戚一同が集まることが出来てきた。 その空気感なのだ。 これが、なかなかに苦痛だったりする。 ただ、3人の会話は、なかなかにおもしろかったりする。 夫を亡くした妻にその娘、 娘に結婚させたい、その母にも再婚させたい。 親切心もあるだろうが、正直おじさんたちのエゴだったりもする。 というか、映画を見てるとそんなイメージばかりが浮かぶ。 古い映画なので、時代的に周囲の人が結婚を進めて動くというのも 珍しくない時代だったのかもしれないが、 ちょっとズレてるが、なんとか現代っ子の僕には、難しいところだ。 そこへ登場するのが威勢のいい娘の友達なんだけど これがなかなか僕にはヒットだった。 岡田茉莉子という女優さんらしい。 主役は娘やその母なのだろうけど、この女性が良い。 正直言って、前の2作の方が好きだったりするけど この実は母親の気持ちを描いた映画は、 考えさせられることが多くあり、いい映画だった。
秋日和
秋日和
posted with amazlet on 06.11.05
松竹 (2005/08/27)
売り上げランキング: 5,658
おすすめ度の平均: 5
5 おもしろて やがて かなしき
5 円熟の極み
5 アンチヘブリンガンの効用に関して一言、