青春のパンキッシュ

さくらの唄」 GOING STEADY

さくらの唄 さくらの唄

思い出すと泣きたくなる思い出がある。

そんな時一緒に頭の中に流れる音がある。

GOING STEADYは、僕にとってそういう音だった。

若者の叫びが、慟哭が聞こえる。胸にがつんとくる痛みがある。

ボーカルの峰田和伸さんの叫びとも取れる唄が、心を打つ。

叫びが、このCDにいっぱいつまっている。

友達から聞かせてもらった「愛しておくれ」を目当てで買ったが、

銀河鉄道の夜」「BABY BABY」「佳代」

などのすばらしい唄を聴けてよかった。

高校時代このCDを聴けてよかったと思っている。

そして高校を卒業した今、思うことがある。

桜木の下 あの頃の僕が 涙ためてにらむのでした

さすがにもう桜も散ってしまったが、

桜を思うとこの悲しい思い出の唄がよぎる。

さらば青春。いや、まだまだ青春。

僕は、まだ何かやれるはず。