以前読んだおすすめ本

『スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化』 辻信一

スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化 今日は、昼飯がマックでした。 12時過ぎまで爆睡してしまい、手短にしてしまった。 今日は、ジャンクフード。 だからか、逆にスローフードについての本を思い出した。 これは、数少ない高校生の時に読んだ本…

『壬生義士伝』 浅田次郎

壬生義士伝(上下) ここまで他の誰かのために生きることが できる人物が現代にいるだろうか。 少なくとも、僕にはできない。 今の時代に武士なんていない。 だけど、僕らは武士の姿を知っている。 文章であったり、映像であったり、 過去の遺物を現代まで、…

『レベル7』

レベル7 僕は宮部作品は、あまり読んでいない。 有名な『模倣犯』『クロスファイア』 現在映画化で騒がれている『ブレイブストーリ』さえも。 そんな数少ない宮部本の中で、一番好きかもしれない。 これと『理由』が、かなりお気に入り。 使い古されたネタ…

『重力ピエロ』 伊坂幸太郎

重力ピエロ 気づいたら、文庫版が出ていたので ムショウに重力ピエロのことを語りたくて記事にしちゃいました。 文庫は例のごとく、あとがきだけ立ち読みです。 なんだ、小説まだまだいけるじゃん! って言葉が印象的だった、この本。 タイトルから推測でき…

『チルドレン』 伊坂幸太郎

チルドレン ドラマ化記念に、今回の特集は伊坂幸太郎の『チルドレン』 時代は、伊坂幸太郎で回ってくるのか? 大学の生協でも、彼の本が売り出し中。 最近始めた本屋でのバイトでも、伊坂作品は揃ってますよ。 っていうか、バイト掛け持ちは辛い時期だ。黄金…

『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎

陽気なギャングが地球を回す ぷら~と立ち寄った書店で、この本が文庫化されていたのを見つけました! 映画も公開決定して、これからさらに知名度を上げそうなのと、 この本がおもしろかったということもあり、この本をupしました。 ロマンは、ここにある! …

『流星ワゴン』重松清

流星ワゴン 同作者の『疾走』を買ったので、『流星ワゴン』を載せることに。 作中に出てくるオデッセイは、いい車です。 実家の車が、オデッセイなのでね。 この物語は父と子の話。家族のお話。 「たいせつな場所」に連れて行く流星ワゴンに乗り、 自分の人…

『オーデュボンの祈り』 伊坂幸太郎

オーデュボンの祈り 現実的な物語もいいが、少し謎めいたほうが好きだ。 ここは、不思議な島。ずっと鎖国されている、小さな孤島。 ミステリーだが、ファンタジー、そして文学的、 普通のやつもいれば、風変わりなやつもいて、 絶対ありえないようなのもいる…

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」村上春樹

これが、村上春樹作品の中で、初めて読んだ本。 村上春樹というと、自分の中で、なんか高級すぎるブランドみたいと思い、 自分にそんな本物の文学っぽく高級な作品は、 合わないと思い敬遠してたけど、 これは、ストライクに自分の好み。 まさに、読まず嫌い…

『NANAMI 終わりなき旅』 名波浩

NANAMI 終わりなき旅 勝手に決めたサッカー関連強化週間も今日で終了。 最後は、僕の好きなサッカーチーム、ジュビロ磐田関連で。 最初は、松森本でいこうかと思っいましたが、W杯の余韻がまだ残る内に、 名波浩が自ら書いた自伝的本、あのフランスのW杯予選…

『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン

="夏への扉 海外のSF小説って、取っつきにくいって人におすすめ。 ちょうどこの本を読んだころ夏だった。 あの頃は、自分自身どこへ向かうか迷っていた時期だった。 今も、どこへ自分は向かうべきか迷ってはいるが、 前より、自分が出来ることを、出来ないこ…

『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー 小説ってこんなにおもしろくて、読みやすいんだって感動した。 大学の受験の時、勉強するのがあきるので、 タイトルに引かれ暇つぶしに買った 『オーデュボンの祈り』を買って、伊坂さんのファンになった。 伊坂さんの本の中でも…

『アナン』 飯田譲治、梓河人

アナン(上、下) 心温まるお話。 大人のための童話であり、子供のための童話でもある。 アナンという子を巡るお話。 流というホームレスとアナンのお話。それにバケツという猫のお話。 アナンの窓が人の心を開かせる。 出てくる人物は、どれもこれもまとも…