2006-01-01から1年間の記事一覧

「下妻物語」

下妻物語 行くぜ! どこでも行ってやるぜ!はっきりいって、めちゃくちゃだった。 全てがめちゃくちゃで、めちゃくちゃおもしろかった。 ロリータとヤンキーの女、二人の友情物語だった。 それが、下妻物語!!! ありきたりの、普通の友情ではない。 だけど…

『燃えよ剣(上、下)』 司馬遼太郎

燃えよ剣(上、下) 画像は文庫だけど、読んだのは単行本版です。 図書館に寄贈された本で、もう必要ないと廃棄されそうな本の中から 図書館のご好意もあり、譲り受けた本。 使い込まれた感があり、長く倉庫にあったのかカビ臭い、 中には丁重に畳まれた帯と…

「ロボコン」

ロボコン 長澤まさみが見たかったのです。 ただ、それだけだったのですが、おもしろかった~ すごい普通な感じの映画だった。 これが監督が言う、演技しない演技ということなのか。 メンバーは、すごい才能の持ち主が集まっていて まあ、こんなことありえな…

「親指さがし」

ホラー映画が好きです。怖いもの大好きです。 だけど、大体見終わってブルブル震えて見なきゃよかったって 毎回思うけど、この頃それも改善されたかな~と勘違いしてきたので レイトショーで見てきて、真夜中に車を走らせて帰ってきました。 まあ、昨日の話…

『壬生義士伝』 浅田次郎

壬生義士伝(上下) ここまで他の誰かのために生きることが できる人物が現代にいるだろうか。 少なくとも、僕にはできない。 今の時代に武士なんていない。 だけど、僕らは武士の姿を知っている。 文章であったり、映像であったり、 過去の遺物を現代まで、…

「FOUR FLICKS」 Rolling Stones

フォー・フリックス 買ってしまいました!!! く~っ素晴らしい!!! キースがヤシの木から落ちる前の、 ベスト版が出た頃のライブ映像、4枚組み! 今年、再び出された安い版ですが、 それでも8000円。高い! いや、いやこれを見たら、それだけの価値があ…

「UDON」

今年の旅行は香川だ!という気分になってしまった。 めちゃくちゃ、うどんが食べたくなる激ウマ映画、 UDONを昨日見てきました。 まさにエンタメという感じで、ごちゃまぜ映画だった。 ごちゃまぜだけど、うどんの魅力を伝える力は確実にあった。 物語的には…

『涼宮ハルヒの退屈』 谷川流

鈴宮ハルヒの退屈 僕にとっては、この前の巻の「溜息」の方が「退屈」だった。 ハルヒの退屈は、団員や僕らの退屈を吹き飛ばしてくる。 退屈だからと、超ポジティブ指向で行動あるのみ。 そんな日常を非日常へと昇華させる。 人数が足りないのに野球大会、過…

『幻想図書館』 寺山修司

幻想図書館 タイトルに惹かれて購入。 幻想で図書館だなんて、なんてステキな響なんだろう。 この小説は、多くの分野で活躍した寺山修司さんの見つけた 不思議で奇妙な書物の案内本。 オズの魔法使いのようにファンタジーなものを取り上げてもいるが 猟奇雑…

「お早よう」

並列して読んでいる、というか ちょっと読んで、新しい本買ってそっちに行って、 また前の本読んでとのループ&ループしてしまい なかなか一冊の本を読了できないkakasiです。 なので、なかなか本の記事が書けません! 今まで、一度読んだら一気に行くタイプ…

「ハウルの動く城」

ハウルの動く城 CMでよく聞いた「未来で待ってて」を なぜかドラえもんのCMだと、これを見るまで勘違いしていたkakasiです。 つまり、これまでハウルを見ちゃいませんでしたよ。 そういえば、ブログもご無沙汰でした。 お金を使いすぎたので、バイトばっかり…

『涼宮ハルヒの溜息』 谷川流

涼宮ハルヒの溜息 全体的に一巻と比べてインパクトが弱いかな~と感じた。 溜息がでるほどの出来とは言わないが、 一巻ほど、ガンガン読み進めようと思えなかった。 ただ、作品の世界観がだんだんはっきりしてきた。 涼宮ハルヒの世界が、わかりやすくなって…

『4コマ哲学教室』 南部ヤスヒロ+相原コージ

4コマ哲学教室 熱い日々が続く中、皆様どうお過ごしでしょうか。 人間ももちろん、花たちもこの熱さには参っているようで 枯れる花が続出です。 枯れないように水をやらねば。 そういえば、ここのブログも放っておいてしまったので枯渇ぎみ。 枯れないように…

『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流

涼宮ハルヒの憂鬱 友人から、あるだけ借りてみました。 アニメも見たことないけど、 バイト先の本屋でもかなり売れてるもので。 やっぱり、ライトノベルは読みやすくて良い。 読み終えるのに2時間もかからなかったけど しっかり頭に残り、心地よい読量感。 …

「KOLLECTED:THE BEST OF」 KULA SHAKER

KOLLECTED:THE BEST OF フジ・ロックで復活されたクーラ・シェイカーのベストアルバム。 観にいきたっかけど、新潟は遠すぎ。 そのせいで、久しぶりにアルバム聞いてたりします。 ディープ・パープルにカヴァー「HUSH」のノリノリ感がやっぱ好きだし インド…

『アナ・トレントの鞄』 クラフトエヴィング商會

アナ・トレントの鞄 なぜかこの作家の本は、買っておきたいという気にさせられてしまう。 読み終わったら、丁重に本棚にしまって それを眺めながら、ウンと頷いておきたい。 アナ・トレントの鞄は映画「ミツバチのささやき」 の主人公、アナ・トレントの持っ…

「黄金狂時代 The Gold Rush」

黄金狂時代 うちの親がチャップリン好きで、映画もビデオにダビングしていたので たぶん、僕も以前見たことがあると思う。 なんとなく覚えているシーンが多々あるので、そうなんだろう。 だけど、テレビであるシーンだけ流したり、 パロディとして多くやった…

「ゲド戦記」

スタジオジブリの映画を観にいったのは 千と千尋以来だったりする。 宮崎駿が監督ではないけど、否が応にも期待しちゃった映画。 テルーの歌を素晴らしくよかったです。 ただ、そこばかり印象に残っているというのもどうかと。 僕は駿監督の映画だと、何故か…

親知らず子知らず

拝啓。 母さん。 つい最近まで梅雨だったと思いきや 気がつけば、もう夏なわけで。 そうそう、久しぶりにサッカーの ジュビロとエスパルスの静岡ダービーを観にいきましたが 完膚なきに、叩きのめされた上、 2階席では、場外乱闘がおこっていました。 気分…

「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」

ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 アニメ映画としては、よく出来ていると思う。 臨場感があるし、迫力あるし、凝った演出がある。 それでも、なんかワンピースっぽくないという印象を受けた。 まあ、もともと試験勉強でナーバスになっていたので…

「The Eraser」 Thom Yorke

The Eraser たまに、すごく聞きたくなる声がある。 レディオヘッドのボーカル、トム・ヨークは まさに僕にとって、そんな声の持ち主だ。 気がつくと病的に彼等のアルバムを繰り返し聞いたこともあった。 内向的であるが、情緒感が溢れてくる。 曲のメロディ…

『レベル7』

レベル7 僕は宮部作品は、あまり読んでいない。 有名な『模倣犯』『クロスファイア』 現在映画化で騒がれている『ブレイブストーリ』さえも。 そんな数少ない宮部本の中で、一番好きかもしれない。 これと『理由』が、かなりお気に入り。 使い古されたネタ…

『図書館戦争』 有川 浩

図書館戦争 まだテストは控えているけど、2ヶ月ぶりくらいに一日予定なしなので ここ数日間の寝不足分を取り戻すかのように眠りまくっていたkakasiです。 おかげで、めちゃイケ見逃したり、ジュビロの試合チェックし忘れたり 唯一みてるドラマのマイ☆ボス …

開放される日はいつだ?

雨ですね。 今日も雨 昨日も雨、おとといも雨、 その前も雨だったような気がする。 まあ、天気など関係なく試験勉強、レポート作り、バイトが続くのですが… バイトでは、雨のせいでぐっちゃぐちゃでした。外仕事だったので。 kakasiさんは、読みたい本や観た…

「STRIPPED」THE ROLLING STONES

STRIPPED 今日トム・ヨークのソロアルバムを買ってきたけど、 それまでレポート作りのお供をしてもらっていたのが、このアルバム。 実は、僕が初めて買ったストーンズのアルバムだったりする。 今作は、アコースティックなライブアルバム。 なぜ初ストーンズ…

「RIOT CITY BLUES」 Primal Scream

RIOT CITY BLUES 9月は、プライマルスクリーム!!! まだチケットは発売されてないけど、 確実に買います。行っちゃいます。 ap bankは、スケジュール的に無理。 ストーンズはチケット売り切れで、涙を呑みました。 日本が盛り上がっている中、 この可哀相…

夏ノ暑サニモマケズ

お久しぶり。 別にブログをサボっていたわけではないですよ。 夏風邪に、完全にやられてました。 それでも、微熱だったこともあり、 ムリして色々なことに首つっこんでいたので 家帰ったら、バタリと倒れてました。 熱はけっこう前から下がったけど、セキと…

『LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉』 高橋歩

LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉 キミの心の中のトムソーヤは元気かい?開いたそのページに、この言葉と、子どもの笑顔。 何故か、ドキドキした。 それと同時にいたたまれない気分にもなった。 僕の中のトムソーヤは、ずっと、昔に眠ったままなんだろ…

「NO DIRECTION HOME」

NO DIRECTION HOME 歌いたいから歌う。 歌いたい唄を歌う。 歌いたい唄を好きな方法で歌う。 ロックを歌い、フォークを歌い、ウディ・ガスリーを歌い、 そして自分の歌を歌ってきた。 いつだって、ボブ・ディランは、そのスタイルを変えていない。 映画を見…

『アフターダーク』 村上春樹

アフターダーク 村上春樹の作品をちょこっとだが読んできて、 この作品を読み、さらに思ったことは、この作者は無駄に説明をしない。 謎は謎のまま残り、闇にと消えていく。 人物描写も、少なくないはずだが、イマイチ人物がわからない。 今回は心理描写も少…